月に一度程度の定例法話会をはじめてから、早いもので20年が経ちます。
途中私の産休×3も挟みましたし、新型コロナウィルス感染症が世間を騒がせた最初の一年はお休みしましたので、丸20年ではないのですが、自分でも少々驚く年数が経ちました。
最初は「正信偈・念仏和讃・回向」の読み方、正信偈や御文の解説からはじめて、正信偈が2巡し、歎異抄も現在2巡目。一番最初の『正信偈』をよむ会に参加してくださっていた方々は、お浄土におかえりになられた方もおられるし、体調の関係で通うことが困難になられた方もおられますが、新しく来てくださる方もおられて、不思議と続いてきた感があります。
准坊守の私が話す拙い話に付き合って、一緒に聴聞してくださる御門徒の皆さんが本当に有り難く尊い場だと切に思います。
「分かる・分からない」「役に立つ・立たない」では無しに、こうして人と生まれ、生きて死んで行くことの意味を問わずにおれない心、いのちの不思議、真実を求めて止まない心が、皆さんのいのちの背景や存在の根底にあるのだと思っています。
基本的に第2土曜日の朝9時~の開催で、正信偈のお勤めの後、『歎異抄』を素読・解説しております。終了後には茶話会がございます。申し込み不要ですので、ぜひ一緒にご聴聞ください。
*写真は終了後の茶話会の様子です。お話しているのがHP管理者の准坊守ですので、最近のお話中の写真がなく、雰囲気が伝わりにくくで申し訳ありません💦
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